2015-11-01_大洗ガルパン聖地巡礼サイクリング試走

 次週のサイクリングの試走に誘われお供をすることに。  

 集合場所は柏。近場なのでさすがに自走。 昔住んでいたところや、祖父母の家があった辺りをウロウロしながら向かう。

 今日の参加者は田村編集長、ブルベの運営をしているばっきーさんと某T社に今年入社した若き自転車ビルダーの森さん。お二人は試走のみの参加。

 普段、交流のないジャンルの自転車関係者で話がとても興味深い。 

 まずは手賀沼に出て手賀川を経由し、利根川を越える。  

  快調なペースで、新利根川、田園風景の中の用水路と進む。

 長閑な道が続き色々話をしながら走る。向かい風も健脚の同行者が風除けになってくれて気にならない。晴れていて暖かく気持ちがいい日だ。  

 途中、若干の未舗装があったものの短い区間でルートとしては問題はない程度。むしろアクセントとしていいくらい?

 ずっと平地が続くがペースはそこそこ速いので、いつもよりもお腹がすく。休憩の度に何か食べていた。  

 北浦を跨ぐ橋を渡る。補給はしているが、皆そろそろお腹が空いてきていた。  

 鹿島スタジアムの先のセイコーマートで昼食。

 セイコーマートは北海道だけでなく茨城にも沢山ありサイクリストの愛用のコンビニだ。 しかしホットシェフや豚丼ののぼりを一生懸命写真に撮っている姿は一般の人から見たらさぞ怪しかったろう。  

 大洗鹿島線沿いに北上するがなかなか線路沿いとはいかない。

 北浦湖岸に向かうところで再びダートになるがやっと線路に近付く。  

 しばらく北浦沿いの線路と並走。

 しかし立派な高架だ。採算がとれているんだろうか? 車窓からの北浦の眺めも良さそうだ。

 そこからはまっすぐ北上。風向きもゆるく追い風になっている感じでいいペースで進む。 

 大洗には予定通りに到着。

 アウトレットのガールズアンドパンツァーの展示室を見学。

 次は磯前神社に。劇中の場面を思い出させる景色が続く。

 神社には戦艦「那珂」の忠魂碑があるため、痛絵馬はガルパンだけでなく艦これのものも多い。その中で炎の匂いが染み付いた絵馬が! むせる。

 最後は市街戦の舞台となった商店街を通り駅前の料理屋へ。

 自転車をしまい、一旦駅の観光案内を覗く。ここもガルパン一色。

 駅の近くの食堂であんこう鍋をいただく。写真に撮った見た目は悪いが旨い。

 食べて飲んで満足し、最後は輪行で帰宅。

 大洗鹿島線のディーゼルの爆音も耳に心地よかった。 自転車に乗るまで、興味のなかったアニメ、鉄道。いつの間にか楽しみになった、その両方にグルメとサイクリング。

 初めてご一緒したお二人の話も面白く、楽しい一日だった。

 試走だったのに満喫しすぎてしまったかなぁ? 

 ガールズアンドパンツァーのここが面白いと思った点。

①部活ものとしての鉄板の展開 ・トーナメント戦で次々にライバルが登場。強敵に対し知略を持って対抗する。(この辺りはむしろ諸葛孔明的か)

・主人公の初期レベルがチーム内最高で、弱小チームを主人公の力で強くしていく。(キャプテン翼型)

・成長は代わりにチームメイトで描かれる。初戦では敵前逃亡した一年生チームだが、決勝では大活躍。みほたちが卒業した後の大洗女子も安泰だと思わせてくれる。

・優勝できなかったら廃校!

②シュミレーションRPG的

・最初の校内での模擬戦では各戦車を極端なカラーリングにし、視聴者に各チームを見分けやすくし、キャラクターを覚えさせた。 大会が始まるとカラーリングは元にもどし、各戦車の特徴を全面に出した展開を見せる。 一方敵チームは車両数こそ多いが同種の戦車で編成。だが、それによって視聴者はストーリーに集中できる。

・敵ユニットは基本的に固有名詞なしで個性がない。 ファイアーエムブレムなどがそうだが名前があるかないかでユニットの重要性が決まるので、ストーリー上重要でないキャラクターにまで個性を強くすると話に集中できなくなる。

チームメイトに特徴をもたせ役割を与える一方、敵チームはキャプテン格数名以外は個性がないのはキャプテン翼などのスポーツ物とも共通している。

・最終戦前の武装の強化は、RPGでいえば伝説の剣の入手やクラスチェンジを連想させる。

③大洗の魅力

・都心から程よく遠く、しかし実際には特急を使えばそれほど時間も掛からず行くことが出来る。

・劇中にも登場するあんこう鍋という名物も大きい。なかなか都内では食べる機会がないが、それほど高価なものでもなく(むしろ安価)で美味しくお酒にも合う。子供が喜ぶものかと言われると微妙だが、ターゲットは大きなお友達なので問題ない。