2019-05-30_リーディングシアター「ダークアリス」

 小宮有紗さんが出演する朗読劇があると、知ったのは本人のツイートで。早速プレイガイド先行で申し込んで席は一桁代後半の列。キャストとか劇団の先行があったのかな?

 とはいえ、結構いい席なので満足。仕事が終わった後ではちょっと間に合わないので有給休暇もゲット。

 どうせ休みをとったのならと、昼間は内浦~沼津を観光して帰りの車内ででラブライブ!9周年の特番を見ながら池袋へ向かう。

 劇場はサンシャインシティ内だけど池袋から見て一番奥の方なので、直線距離だと大塚からの方が近そう? 時間のせいかエスカレーターが止まっていて上にあがる方法が分からなくて焦るが、ちょっと入って右手奥の薄暗いエレベーターホールから無事劇場へ。

 会場へ着くと男性より、女性の方が多い感じ。有紗ちゃんの相手役は俳優さんだそうなのでアニメファンと比べるとちょっと落ち着いた感じの人が多いかな?  去年の有紗ちゃんの朗読劇程ではないけれど。


 リーディングシアターってどんな感じなのかな? と思っていたけれど、今回は読み手三人の他にBGMとSEが生で+アリス役のダンサーの六人構成でより演劇に近い感じ。 

 セットは背景にトランプの飾り。舞台上は大きな三角形の台の周囲に椅子が三脚。背後の両側にBGMとSEの担当の方。役者は椅子に座ったり、台に腰掛けたり、時には台や椅子の上に立ったり、歩いたり。普通の朗読劇よりも動きが多め。ひとえに朗読劇と言っても、公演によって色々違いがあって面白いなぁ。

 ダンサーは朗読に合わせて色々な場所で踊るのだけど、小柄な方で本物のアリスのよう。ただ、有紗ちゃんがずっとブッブ級の顔を作って朗読しているのに気付いて必要ないと思っていたオペラグラスでじっくり見たくなって、どちらを見ていいか迷う場面も多かった。

 

 ストーリーは基本的に不思議の国のアリスなので、主人公の有紗ちゃんがイライラさせられて怒っている顔が多め。それが凄いキュートで最高でした。

 キャラの設定はストーリーに合わせてちょっと変わっててウサギが黒くなってたり、ハートの女王が王様になっていたり。そういえば何で原作の内容知ってるかと思ったら、ARMS読んだ時に読んだんだった。

 有紗ちゃんの衣装はゆったりとしたワンピースだけど、腰を縛ってあるので結構プロポーションがはっきりわかる。胸よりお尻のボリュームがあって♥

 基本的には観客席に向かって話すけど、相手に語りかける時は、奥を向いて身を乗り出す事が多く、その高級感のある尻がこちらに突き出され(*ノノ)  

 相手役の方は神尾佑さんといい、役名の佑君と一緒。有紗ちゃんも約名が亜梨沙で一緒なので、結婚して有紗ちゃんを幸せにしてあげて欲しいと思ってしまうくらい。(物語と現実の区別がつかなくなってるw)

 黒ウサギの竹財輝之助さんもクセがあって面白かった。ちょっとムカつくんだけど、なんか憎めないキャラでとても良かった。

 ツイッターのハシュタグ追ってたら、女性のファンの人が蔑んだ目で見られたいって呟いてて、どこの俺たちだよwと笑ってしまう。僕も有紗ちゃんにキレられたいw


 面白かったのですが、実は結構見ていてしんどかった…というのも亜梨沙の状況があまりにも4月初めまでの自分と被っていた為。だから劇中でキーワードになっていた亜梨沙の罪もだいたい予想した通りでした。(僕には亜梨沙も佑君もいないのでそのままいったら単独で自爆ですがw)

 うまく仕事や人間関係を回すために一見、『温厚な性格で協調性が高い』ふりをして、常に「…w」な感じの毎日を送っていて…亜梨沙もそうだった。

 仕事って大変だと、大変なほど感覚が麻痺して(ランナーズハイみたいな感じで)頑張っている自分に酔ってしまいがち。実は10年前程もそれで過労で倒れてたり。今回はその時の学習の成果もあって、自爆する前に転職という道を選べたんだけど。

 最後は亜梨沙が幸せになれそうで、本当に良かったです。


 有紗ちゃんも膝のサポーターずっとしてたり、海外公演で体調崩したり、仕事大変だと思うけど無理しないでね。

 パンフと台本もゲットしました。

 物販では過去の公演のDVDも置いてあったし、ぜひソフト化してほしいな~