2020-01-13_佐々木李子 2nd Oneman RicoRium ～ただ、君に歌いたい～

　これはただのライブではない。佐々木李子というミュージシャンの紡ぐ物語…

　秋葉原でのリリースイベントのさなか、まだ半分しか売れていないと涙を見せた彼女（MCで事故ですと言われたと告白^^;）。

　夢をあきらめたくない。やれることはやると、路上ライブでチケットの手売りを。

　最後は警官が来て注意されて終了。昔、会社の前に来てるおでん屋がいつもポリスに怒られてた若き日の記憶が思い出された（笑）。

　路上ライブでのチケットの手売りは色々考えさせられた。応援したいと言いつつ、見に行ったところで何が出来るわけでもない。

　友人に声を掛けたりCDを配ってたりして李子ちゃんの事を知ってもらい関心を持ってもらうことは出来たと思うが中々いきなりの事で予定の調整は難しい（なによりその翌週はラブライブフェスでの遠征という人も多いし…）。なんとか一人、セカンドワンマンの日は仕事で無理だけど4日のシナプストーリーは行ってみたいと言ってくれた。

　李子ちゃんは向上心もすごい。紅白に対するツイートは驚いたが感心した。

　年が明けてシナプストーリーの再演。公演は夏のものより格段上の盛り上がりで大成功。

　そしてチケットもソールドアウト！ 正直無理なんじゃないかと思ってたよ。1月7日はソールドアウト記念に国民の休日にすべきだよｗ

　そして当日を迎える。新しいブレードが欲しかったので事前物販に行くことにする。

　ニューシングルの予約も、サイン入りブロマイド付きでするということだ。　

　余裕だろうと思ってたが少し早めに行ってよかった。列ができていて、時間で切るくらいだった。

　今回は初めてフラスタ企画に参加させて頂いた。もちろんメッセージカードも書きました。

　想像以上に並んでいて、サイン入りが終了したら無しの物に変わります。とのアナウンスにどきどきしていたけど、追加で書いてくれていたのか～。おかげで無事にゲットできてよかった！

　そして入場開始。先行のAチケットなので早い順番で入れたが、最前ブロックは一列目は厳しそう。なので一段高くなっているところに陣取る。ほぼ中央。ステージよりちょっと高い位。背の低い李子ちゃんはちょっと目線を上に向けるから、体感、ずっと目があってた！ ※個人の感想です。

　でも実際見やすくて正解だったな。

　上から見てて最前ブロックは盛り上がってはいたが結構窮屈そうだったし、マサイとか後ろの人期にせずにタオル広げて掲げてる人とかいたし…

　もちろん会場は満員。思わずこっち泣きそうになるくらい。何より嬉しいのは新規が多い。

　ぶち上げも、聴かせる曲もあってセトリも現状のベスト盤って感じで完璧。

　Empty Dollがとにかく好きなので、それを聴けたのは嬉しかったな。

　リリイベの時、猫箱の振り付けは自分で考えたって行ってたけど、これもそうなのかな？ シナプストーリーで見て以来、振り付けも歌詞も一番好き。

　新曲のPlay the worldもライブ向けにも良い感じ。やっぱり一緒にコール出来る曲は気持ちがいい。

　Under the Flagは音源化されていない？ この曲もすごい盛り上がる曲なので、じっくり聴いて予習したい。

　そして、手作りの歌。バースデーライブの時からさらに進化してて、もうなんか泣きそうだった。

　涙脆くなってるのはきっとバーカウンターでも貰ったハイネケンのせいだよ…

　アンコールがわりの「カーテンコール揺らして」はピノキオ再演の時は皆、タイミングを図っていたけど今回は早かったｗ ダブルアンコールも含めて皆、欲しがりさんだからｗ

　ユキヲ先生のツイートが皆の思いを代弁してくれていた。

　カーテンコールでは達成感からか涙目だったけど、今日はまだ通過点。李子ちゃんはきっともっと先を見せてくれる。あの場の誰もがそう確信したに違いない。

　今では李子ちゃんだけでなくバンドメンバーの皆さんのファンでもあります。

　MCでもあったが、プリチャンからの新規のファンが多いのは驚いた。むしろ意外と邪教徒少ない？

　それにしてもプリチャン勢のノリの良さは凄い。考えてみればi☆Risも出演してるアニメだし、その方面のファンと考えれば納得。会場の照明設備とかも派手で人も多いのもあるけれど、今までのファンだけではない盛り上がり方で楽しかった。

　とはいえ、今回はグルグルはしていなかったけど、李子ちゃんライブでは見たことのなかったUOを焚いている人とかもいたし、ファンの分母が増えれば色んな人も出てくると思う。家虎や光害もでてくるかもしれない。そのせいで来なくなる旧来のファンも出てくるという事もあるかもしれない。

　ファンの拡大による軋轢もあるだろうが、それらを全て飲みこんで、いずれは大舞台に僕らを連れて行ってくれると信じている。置いていかれないようにしないとなｗ

　そして冒頭に戻る。

　今回のライブはただのライブではなかった。佐々木李子という一人のミュージシャンと彼女を愛するファンが、ライブを成功させるという夢を叶えるための物語。その最終章だったのだ。

　2nd Oneman RicoRiumという物語はハッピーエンドで幕を下ろした。しかし、次の物語はきっともう始まっている。そのエンディングで見られる光景は武道館かドームか紅白か？ これは見届けないわけにはいかない。